PR

佐久間盛政のおすすめ本6選!初心者向けに読む順番も解説

【人物】さ行
この記事は約19分で読めます。

大河ドラマ『豊臣兄弟!』や、賤ヶ岳の戦いをきっかけに、佐久間盛政を本で学びたい人は多いはずです。

金沢御堂が陥落したあと、最初の金沢城主になった人物が佐久間盛政です。賤ヶ岳の合戦で敗れて捕らえられたあとも、最後まで秀吉に服従しませんでした。

佐久間盛政は、柴田勝家のもとで動いた武将としても重要です。
中央公論新社の『賤ヶ岳の鬼』では、佐久間盛政は柴田勝家の甥であり、鬼玄蕃の異名を持つ猛将として描かれています。

佐久間盛政を知るうえで、大きなポイントになるのが賤ヶ岳の戦いです。

  • 柴田勝家との関係
  • 鬼玄蕃と呼ばれた武勇
  • 金沢城との関係
  • 賤ヶ岳の戦いでの大岩山砦攻め
  • 羽柴秀吉との対立
  • 最後まで秀吉に従わなかった姿
  • その後、前田利家が金沢城へ入る流れ

このように、佐久間盛政は押さえるべき要素が多く、どの本から読めばよいか迷いやすい人物です。
結論から言うと、佐久間盛政を初心者が学ぶなら、まずは「佐久間盛政本人を読める本」と「柴田勝家・清須会議・賤ヶ岳の戦いから理解できる本」を組み合わせるのがおすすめです。

  • まず佐久間盛政本人を物語で読みたい人は、『賤ヶ岳の鬼』
  • 金沢城主としての佐久間盛政も知りたい人は、『鬼玄蕃と虎姫 初代金沢城主・佐久間盛政』
  • 鬼と呼ばれた戦国武将の一人として読みたい人は、『戦国剛将伝 七人の鬼武者』
  • 柴田勝家との関係から理解したい人は、『柴田勝家 織田軍の「総司令官」』
  • 本能寺の変後から賤ヶ岳へ向かう流れを知りたい人は、『清須会議 秀吉天下取りへの調略戦』
  • 織田信長の時代背景から確認したい人は、『現代語訳 信長公記』

この記事では、佐久間盛政を初めて学ぶ人に向けて、「おすすめ本」「読む順番」「選び方」をまとめます。

 

佐久間盛政の本は、初心者なら「鬼玄蕃」と「賤ヶ岳の戦い」で選ぶ

佐久間盛政の本を選ぶときは、最初に「読む目的」を決めると迷いにくくなります。

佐久間盛政について知りたい人の目的を、大きく6つに分けてみました。

目的向いている本・Audible選ぶ理由
①佐久間盛政本人を物語で読みたい『賤ヶ岳の鬼』佐久間盛政を主役として読みやすい
②金沢城主としての盛政も知りたい『鬼玄蕃と虎姫』初代金沢城主としての盛政に触れやすい
③鬼と呼ばれた武将の一人として読みたい『戦国剛将伝 七人の鬼武者』佐久間盛政を含む剛将たちを短編で読みやすい
④柴田勝家との関係から理解したい『柴田勝家 織田軍の「総司令官」』勝家の北陸方面軍と盛政の立場を考えやすい
⑤賤ヶ岳へ向かう政治の流れを知りたい『清須会議 秀吉天下取りへの調略戦』本能寺の変後から秀吉と勝家の対立を理解しやすい
⑥信長時代の背景から確認したい『現代語訳 信長公記』織田家の流れの中で盛政の時代背景を見やすい

初心者がいきなり詳しい史料や賤ヶ岳の細かい戦況に入ると、柴田勝家、羽柴秀吉、前田利家、中川清秀、丹羽長秀、池田恒興、清須会議、北庄城金沢城などの関係でつまずきやすくなります。

最初は、「佐久間盛政がどんな人物だったのか」「なぜ鬼玄蕃と呼ばれたのか」「賤ヶ岳の戦いでなぜ重要人物になったのか」を大きくつかめる本から選ぶのがおすすめです。

 

佐久間盛政のおすすめ本6選を紹介

佐久間盛政は、本人単独で初心者向けの本が多い人物ではありません。そのため、佐久間盛政本人を読める小説、柴田勝家との関係を理解できる本、清須会議や信長時代の背景を確認できる本を組み合わせると、初心者でも理解しやすくなります。

価格・ページ数など難易度向いている人購入先
①『賤ヶ岳の鬼』

・880円
・320ページ
普通佐久間盛政本人を物語で読みたい人
②『鬼玄蕃と虎姫 初代金沢城主・佐久間盛政』

・2,817円〜
・241ページ
普通金沢城主としての盛政も知りたい人
③『戦国剛将伝 七人の鬼武者』

・990円
・416ページ
普通鬼と呼ばれた武将の一人として読みたい人
④『柴田勝家 織田軍の「総司令官」』

・946円
・256ページ
普通からやや詳しい柴田勝家との関係から理解したい人
⑤『清須会議 秀吉天下取りへの調略戦』

・1,650円
・112ページ
普通本能寺の変後から賤ヶ岳への流れを知りたい人
⑥『現代語訳 信長公記』

・1,047円
・544ページ
やや詳しい織田信長の時代背景から確認したい人

『賤ヶ岳の鬼』は、吉川永青の中公文庫です。柴田勝家の甥で鬼玄蕃の異名を持つ佐久間盛政を主役として読めます。

『鬼玄蕃と虎姫 初代金沢城主・佐久間盛政』は、櫻田啓の本です。

『戦国剛将伝 七人の鬼武者』は、野中信二の本で、収録に「鬼柴田と鬼玄蕃(柴田勝家と佐久間盛政)」があります。

『柴田勝家 織田軍の「総司令官」』は、和田裕弘の中公新書です。織田家随一の重鎮として信長の信頼が厚く、北陸方面軍司令官となった柴田勝家の実像に迫っています。

『清須会議 秀吉天下取りへの調略戦』は、柴裕之の本です。本能寺の変後、織田家の後継をめぐって羽柴秀吉、柴田勝家、丹羽長秀、池田恒興らが動いた清須会議を読めます。

『現代語訳 信長公記』は、太田牛一の『信長公記』を現代語訳した文庫本です。信長の旧臣である太田牛一が見聞をもとに書いた信長の一代記を現代語で読めます。

 

佐久間盛政本人を物語で読むなら、『賤ヶ岳の鬼』がおすすめです!

佐久間盛政を初めて学ぶ人が、まず本人を中心に読みたいのであれば、吉川永青の『賤ヶ岳の鬼』が良いでしょう。柴田勝家の甥で、鬼玄蕃の異名を持つ猛将・佐久間盛政の生き様を描く歴史小説です。

佐久間盛政は、賤ヶ岳の戦いで語られることが多い人物です。
羽柴秀吉と柴田勝家がぶつかる中で、佐久間盛政は柴田方の武将として重要な動きを見せます。賤ヶ岳の戦いだけを結果で見れば、柴田方は敗れ、盛政も捕らえられて処刑されます。そのため、佐久間盛政は「撤退命令を守らず敗北を招いた人物」として語られることもあります。

私が特に良いと感じるのは、佐久間盛政を「敗軍の武将」としてではなく、最後まで折れなかった人物として追いやすいところです。戦国時代では、勝った側の人物が大きく語られやすいです。賤ヶ岳の戦いも、秀吉が天下へ近づく戦いとして見られがちです。
しかし、柴田方から見ると、そこには別の景色があります。勝家に従い、秀吉と向き合い、最後まで自分の筋を曲げなかった盛政の姿を読むと、歴史は勝者だけでできているわけではないと感じます。

この本が向いている人を、簡単にまとめてみました。

この本が向いている人理由
佐久間盛政本人を読みたい人盛政を主役として物語で追いやすい
賤ヶ岳の戦いに興味がある人柴田方の視点から考えやすい
鬼玄蕃という人物像を知りたい人盛政の強さと執念を読みやすい
歴史小説が好きな人320ページで読み進めやすい

 

逆に、この本が向いていない人を簡単にまとめてみました。

この本が向かない人理由
史実だけを整理したい人歴史小説として読む本です
清須会議から詳しく知りたい人『清須会議』をあわせて読むほうがよいです
柴田勝家の立場から知りたい人『柴田勝家 織田軍の「総司令官」』が向いています

佐久間盛政をまず人物として知りたい人には、最初に選びやすい1冊です。

 

金沢城主としての盛政も知るなら、『鬼玄蕃と虎姫 初代金沢城主・佐久間盛政』がおすすめです!

佐久間盛政を、金沢城との関係からも知りたい人には、『鬼玄蕃と虎姫 初代金沢城主・佐久間盛政』が向いています。
佐久間時代の金沢城の姿は明らかになっていないものの、前田利家の前に盛政が金沢城主となった流れを確認できます。この本は、佐久間盛政を「賤ヶ岳で敗れた武将」だけでなく、「初代金沢城主」としても見たい人に合います。

私がこの本で良いと感じるのは、佐久間盛政を加賀や金沢と結びつけて考えやすいところです。
歴史上の人物は、最後の戦いや死に方だけで記憶されることがあります。盛政も、賤ヶ岳の印象が強い人物です。
それでも、金沢城との関係を頭の中に入れておくと、盛政の見え方は変わります。前田利家が金沢城に入る前に、そこに盛政がいたという事実を知るだけでも、加賀の戦国史が少し立体的になります。

この本が向いている人を、簡単にまとめてみました。

この本が向いている人理由
初代金沢城主としての盛政を知りたい人金沢との関係から人物を見やすい
加賀や金沢の戦国史に興味がある人前田利家以前の金沢を意識しやすい
盛政本人を別角度から読みたい人賤ヶ岳だけで終わらせずに読める
地域史にも興味がある人金沢城との関係を考えやすい

 

逆に、この本が向いていない人を簡単にまとめてみました。

この本が向かない人理由
入手しやすい文庫を探している人『賤ヶ岳の鬼』のほうが選びやすいです
賤ヶ岳の戦いを中心に読みたい人合戦に近い本もあわせて読むほうがよいです
柴田勝家との関係を知りたい人中公新書の柴田勝家本が向いています

佐久間盛政を金沢城と結びつけて知りたい人には、候補に入れたい1冊です。

 

鬼と呼ばれた武将の一人として読むなら、『戦国剛将伝 七人の鬼武者』がおすすめです!

佐久間盛政を、鬼と呼ばれた戦国武将の一人として読みたい人には、『戦国剛将伝 七人の鬼武者』が向いています。戦国で鬼と呼ばれるほど戦に強い武将7人を描いた短編小説集で、水野勝成、佐久間盛政、森長可、佐竹義重、長宗我部元親などが登場します。

佐久間盛政は、鬼玄蕃と呼ばれた人物です。この本では、盛政だけでなく、鬼と呼ばれるほど強烈な印象を残した戦国武将たちをまとめて読めます。そのため、佐久間盛政を単独で深く読む前に、戦国の剛将タイプの人物と並べて知りたい人に合うでしょう。

私がこの本で良いと感じるのは、佐久間盛政を「鬼玄蕃」という呼び名の文脈で読みやすいところです。戦国時代には、鬼柴田、鬼武蔵、鬼日向など、異名で語られる武将がいます。そうした人物たちは、ただ強かっただけではなく、周囲に強烈な印象を残した人たちです。
盛政もその一人として読むと、賤ヶ岳の敗者というより、戦国の空気をまとった剛将として見えてきます。短編で読める点も、初心者には入りやすいのではないでしょうか。

この本が向いている人を、簡単にまとめてみました。

この本が向いている人理由
佐久間盛政を短編で読みたい人盛政を含む剛将たちを読みやすい
鬼と呼ばれた武将に興味がある人異名を持つ武将をまとめて楽しめる
柴田勝家との関係も見たい人鬼柴田と鬼玄蕃を一緒に読める
1冊で複数の武将を知りたい人戦国の剛将タイプを比較しやすい

 

逆に、この本が向いていない人を簡単にまとめてみました。

この本が向かない人理由
佐久間盛政だけを深く読みたい人短編小説集です
賤ヶ岳の戦いを詳しく知りたい人『賤ヶ岳の鬼』や関連本をあわせて読むほうがよいです
史実を整理したい人評伝や史料に近い本のほうが合います

佐久間盛政を、戦国の鬼と呼ばれた武将の一人として読みたい人に合う1冊です。

 

柴田勝家との関係から理解するなら、『柴田勝家 織田軍の「総司令官」』がおすすめです!

佐久間盛政を、柴田勝家との関係から理解したい人には、『柴田勝家 織田軍の「総司令官」』が向いています。

佐久間盛政を理解するには、柴田勝家を知ることが大切です。
盛政は、賤ヶ岳の戦いで柴田方として動きます。そのため、盛政だけを見ても、なぜ秀吉とぶつかったのか、なぜ賤ヶ岳が重要だったのかが見えにくくなります。柴田勝家の立場を知ると、盛政の行動も理解しやすくなります。

私がこの本で良いと感じるのは、佐久間盛政を「勝家のもとで動いた武将」として考えやすいところです。盛政は、個人の武勇だけで動いていたわけではありません。柴田勝家が北陸方面を任され、信長の死後に秀吉と対立していく流れの中で、盛政も重要な役割を持ちました。
歴史では、ひとりの武将の行動を単独で見ると判断を誤りやすいです。盛政を理解するなら、柴田勝家の立場や織田家内の権力関係を頭の中に入れておくと、かなり読みやすくなります。

この本が向いている人を、簡単にまとめてみました。

この本が向いている人理由
柴田勝家との関係から盛政を知りたい人勝家の立場を理解しやすい
織田家の北陸方面を知りたい人北陸方面軍の流れを考えやすい
史実寄りに読みたい人同時代史料を中心に勝家像を見直せる
『賤ヶ岳の鬼』の次に読みたい人盛政の背景を補いやすい

 

逆に、この本が向いていない人を簡単にまとめてみました。

この本が向かない人理由
佐久間盛政だけを読みたい人柴田勝家が中心です
物語として楽しみたい人歴史小説のほうが合います
最初に軽く知りたい人『賤ヶ岳の鬼』や短編小説から入るほうが楽です

佐久間盛政を、柴田勝家や織田家の流れから理解したい人にはおすすめしやすい1冊です。

 

本能寺の変後から賤ヶ岳への流れを知るなら、『清須会議 秀吉天下取りへの調略戦』がおすすめです!

佐久間盛政を、賤ヶ岳へ向かう政治的な流れから理解したい人には、『清須会議 秀吉天下取りへの調略戦』が向いています。本能寺の変で信長が倒れたあと、織田家の後継をめぐって羽柴秀吉、柴田勝家、丹羽長秀、池田恒興らが関わった清須会議を読み解ける本です。

佐久間盛政を知るには、賤ヶ岳の戦いだけを見ても十分ではありません。
信長が本能寺の変で倒れたあと、織田家の中で誰が主導権を握るのかという問題が生まれます。その流れの中で、羽柴秀吉と柴田勝家の対立が深まっていきます。盛政は、その対立の中で柴田方の武将として動く人物です。

私がこの本で良いと感じるのは、佐久間盛政の最期へつながる流れを、戦場の前から理解できるところです。
賤ヶ岳の戦いは、突然起きた単独の合戦ではありません。本能寺の変、清須会議、織田家内の主導権争い、秀吉の台頭があって、その先に起きた戦いです。

清須会議を頭の中に入れておくと、盛政がなぜ柴田方として秀吉とぶつかったのかが見えやすくなります。戦国時代は、合戦の前に政治の流れがあり、その流れを知ると人物の行動がかなり理解しやすくなります。

この本が向いている人を、簡単にまとめてみました。

この本が向いている人理由
清須会議を知りたい人本能寺の変後の織田家を理解しやすい
秀吉と勝家の対立を知りたい人賤ヶ岳へ向かう背景を考えやすい
短めの本で整理したい人112ページで読み進めやすい
大河ドラマ『豊臣兄弟!』とあわせて学びたい人秀吉が台頭する流れを理解しやすい

 

逆に、この本が向いていない人を簡単にまとめてみました。

この本が向かない人理由
佐久間盛政本人だけを読みたい人清須会議が中心です
物語として読みたい人歴史小説のほうが合います
賤ヶ岳の戦いだけを深く知りたい人『賤ヶ岳の鬼』や柴田勝家本もあわせて読むほうがよいです

佐久間盛政を、秀吉と勝家の対立が深まる流れから理解したい人に合う1冊です。

 

信長時代の背景から確認するなら、『現代語訳 信長公記』がおすすめです!

佐久間盛政を、織田信長の時代背景から確認したい人には、『現代語訳 信長公記』が向いています。

佐久間盛政は、織田家の流れの中で出てくる人物です。そのため、盛政本人だけを追う本に加えて、信長の時代全体を押さえておくと、時代背景が理解しやすくなります。

『信長公記』は、佐久間盛政だけを読む本ではありません。それでも、織田信長の時代や家臣団の動きを知るうえで重要な本です。

私がこの本で良いと感じるのは、佐久間盛政を「織田家の時代の中で生きた人物」として確認できるところです。
盛政は賤ヶ岳の印象が強い人物ですが、その前には織田家の時代があります。信長がどのように勢力を広げ、家臣たちがどのように動いたのかを知ると、柴田勝家や佐久間盛政の立場も見えやすくなります。

歴史小説で人物に興味を持ったあとに、こうした記録に近い本を読むと、人物の見方がかなり深まります。盛政を知るうえでも、信長の時代背景は頭の中に入れておきたい部分です。

この本が向いている人を、簡単にまとめてみました。

この本が向いている人理由
信長時代の背景を確認したい人織田家の流れを理解しやすい
史料に近い本も読みたい人現代語訳で読み進めやすい
柴田勝家や織田家臣団にも興味がある人盛政の時代背景を補いやすい
小説の次に深めたい人もう一段深く学べる

 

逆に、この本が向いていない人を簡単にまとめてみました。

この本が向かない人理由
佐久間盛政だけを読みたい人信長の一代記が中心です
最初に軽く知りたい人小説や関連本から入るほうが楽です
賤ヶ岳の戦いだけを知りたい人『賤ヶ岳の鬼』や清須会議の本が向いています

佐久間盛政を、織田信長の時代から理解したい人に合う1冊です。

 

初心者におすすめの読む順番はこれ!

佐久間盛政を初めて学ぶなら、読む順番も大切です。

最初に詳しい史料や織田家全体の本から入ると、佐久間盛政本人の印象がつかみにくいかもしれません。
一方、本人を読める小説から入り、そのあと柴田勝家や清須会議へ広げると理解しやすくなります。

私がおすすめする順番は、次の通りです。

順番目的
『賤ヶ岳の鬼』佐久間盛政本人を物語で読む
『鬼玄蕃と虎姫』金沢城主としての盛政にも触れる
『戦国剛将伝 七人の鬼武者』鬼玄蕃を剛将の一人として読む
『柴田勝家 織田軍の「総司令官」』柴田勝家との関係から理解する
『清須会議 秀吉天下取りへの調略戦』本能寺の変後から賤ヶ岳への流れを整理する
『現代語訳 信長公記』信長時代の背景から深める

読書が苦手な人は、『戦国剛将伝 七人の鬼武者』のような短編から入るのも良いでしょう。
佐久間盛政本人をしっかり読みたい人は、『賤ヶ岳の鬼』から入ると人物像をつかみやすくなります。
柴田勝家や秀吉との関係を深めたい人は、『柴田勝家 織田軍の「総司令官」』と『清須会議 秀吉天下取りへの調略戦』へ進むと、盛政の置かれた状況が理解しやすいはずです。

私自身、佐久間盛政のように「敗れた場面」の印象が強い人物を読むときは、最初から敗因だけで判断しないほうが面白いと思います。

  • 鬼玄蕃と呼ばれた武将として見る
  • 柴田勝家の甥として見る
  • 金沢城主として見る
  • 賤ヶ岳の戦いで大きく動いた人物として見る
  • 秀吉に最後まで従わなかった人物として見る

このあたりを順番に読むと、佐久間盛政が単なる「賤ヶ岳で敗れた武将」では終わらない人物に見えてくるはずです。

 

「紙の本」「Kindle」「Audible」はどれを選べばよいか…?

佐久間盛政を学ぶ方法は、紙の本だけではありません。
Kindle(電子書籍)やAudible(オーディオブック)を使うと、生活に合わせて学びやすくなります。

形式向いている人使い方
紙の本じっくり読みたい人付箋やメモを使いながら読める
Kindle(電子書籍)スマホやタブレットで読みたい人移動中やスキマ時間に読みやすい
Audible(オーディオブック)読む時間が少ない人関連人物や戦国時代全体を耳から学べる

佐久間盛政を中心に聴けるAudible作品は、現時点では多くありません。
そのため、Audibleでは佐久間盛政そのものを深く聴くというより、織田信長、豊臣秀吉、柴田勝家、前田利家など、周辺人物や戦国時代全体を耳から学び、紙の本やKindleで佐久間盛政を補う使い方が自然です。

佐久間盛政のように、柴田勝家、金沢城、賤ヶ岳の戦い、豊臣秀吉との対立が重なる人物は、一度読んだだけで全部を理解しようとしなくて大丈夫です。

  • 「紙の本」でじっくり読む
  • Kindle(電子書籍)で持ち歩く
  • Audible(オーディオブック)で関連人物を聴く

このように使い分けると、初心者でも理解が深まりやすくなります。

私の場合、佐久間盛政のような人物は、紙の本で読みながら地図や年表を一緒に見たくなります。金沢、北庄、清須賤ヶ岳京都という場所を頭の中に入れておくと、盛政がどの場面で柴田勝家や秀吉と関わったのかを想像しやすいからです。

一方で、信長や秀吉、柴田勝家など周辺人物の流れを軽く整理したいときは、Audibleを使うのも便利です。移動中や家事中に聴くと、佐久間盛政を取り巻く時代背景を少しずつ頭に入れやすくなります。

 

大河ドラマ『豊臣兄弟!』や賤ヶ岳の戦いとあわせて佐久間盛政を学ぶ価値とは

佐久間盛政は、豊臣秀吉が天下へ近づく流れを理解するうえで重要な人物です。

賤ヶ岳の戦いは、秀吉と柴田勝家がぶつかる大きな転換点です。
戎光祥出版の『清須会議 秀吉天下取りへの調略戦』では、本能寺の変後の清須会議から、賤ヶ岳の戦いで秀吉が勝家を討つ流れを確認できます。また、中央公論新社の『賤ヶ岳の鬼』では、佐久間盛政は柴田方として賤ヶ岳の緒戦で羽柴軍に大勝する人物として描かれています。

佐久間盛政を先に知っておくと、大河ドラマや賤ヶ岳の戦いの見え方が変わります。

  • 柴田勝家の甥として見る
  • 鬼玄蕃と呼ばれた猛将として見る
  • 金沢城主として見る
  • 柴田方の重要武将として見る
  • 羽柴秀吉に最後まで従わなかった人物として見る
  • 前田利家が金沢城へ入る前の人物として見る

このように複数の視点があると、佐久間盛政という人物をより立体的に理解できます。

大河ドラマや関連作品を見る前に佐久間盛政を少しでも知っておくと、登場人物の立ち位置がより面白く感じられます。佐久間盛政を知っておくことで、「なぜ柴田方として秀吉とぶつかったのか」「なぜ賤ヶ岳の戦いで重要だったのか」「なぜ最後まで秀吉に従わなかったのか」も想像しやすくなるでしょう。

映像作品をただ見るだけでなく、当時の武将たちが何を背負って生きていたのかを考えながら見ると、戦国時代の重みが違って見えるはずです。

 

佐久間盛政の本選びで迷ったら、まずこの1冊!

佐久間盛政の本選びで迷ったら、次の基準で選ぶと決めやすいです。

迷い選ぶ本
佐久間盛政本人を物語で読みたい『賤ヶ岳の鬼』

金沢城主としての盛政も知りたい『鬼玄蕃と虎姫 初代金沢城主・佐久間盛政』

鬼と呼ばれた武将の一人として読みたい『戦国剛将伝 七人の鬼武者』

柴田勝家との関係から理解したい『柴田勝家 織田軍の「総司令官」』

清須会議から賤ヶ岳への流れを知りたい『清須会議 秀吉天下取りへの調略戦』

信長時代の背景から確認したい『現代語訳 信長公記』

最初の1冊として選びやすいのは、『賤ヶ岳の鬼』です。
佐久間盛政を主役として読めるため、人物像をつかみやすいでしょう。
金沢城との関係も知りたい人は、『鬼玄蕃と虎姫』が候補になります。
柴田勝家との関係まで広げたい人は、『柴田勝家 織田軍の「総司令官」』を読むと、盛政の立場を理解しやすくなります。
清須会議から賤ヶ岳への流れを押さえたい人は、『清須会議』へ進むと、秀吉と勝家の対立が見えやすいです。

私なら、まずは『賤ヶ岳の鬼』から読みます。
最初に佐久間盛政本人の人生を頭の中に入れておくと、柴田勝家や清須会議の本へ進んだときに理解しやすいからです。

 

【まとめ】佐久間盛政を初心者が学ぶなら、賤ヶ岳だけでなく金沢城と柴田勝家との関係も読みましょう!

佐久間盛政を初心者が学ぶなら、最初から難しい史料集を選ぶ必要はありません。

まずは、佐久間盛政本人を物語で読む。
次に、金沢城主としての立場を知る。
そのあと、柴田勝家や清須会議、信長時代の背景へ広げる。

この順番なら、佐久間盛政を無理なく理解できます。

佐久間盛政は、ただの「賤ヶ岳で敗れた武将」ではありません。
鬼玄蕃と呼ばれ、柴田勝家のもとで動き、金沢城主となり、賤ヶ岳の戦いで羽柴秀吉とぶつかり、最後まで秀吉に従わなかった人物です。

金沢御堂が陥落したあと、最初の金沢城主になった人物が佐久間盛政であり、佐久間盛政に代わって前田利家が金沢城主になった流れが記されています。だからこそ、佐久間盛政を学ぶと、戦国時代を合戦だけでなく、主君への忠義、敗者の視点、金沢城の前史、秀吉の台頭、時代の転換点で何を選ぶのかという視点から楽しめます。

私が佐久間盛政という人物に惹かれるのは、最後まで折れなかったところです。

盛政には、鬼玄蕃と呼ばれた強さがあります。
柴田勝家に従った武将としての筋があります。
金沢城主としての足跡があります。
秀吉に従わずに最期を迎えた姿からは、武将としての筋の通し方も感じます。

戦国時代では、一つの判断が家族や家臣、名も残らない多くの人々の未来まで変えました。現代では同じ日本人同士で命を奪い合う必要がないからこそ、盛政の人生を読むと、今の平和な時代に生きているありがたさも感じます。

佐久間盛政の本を読むことは、ひとりの猛将を知るだけではありません。
織田信長の時代から豊臣秀吉の時代へ移る大きな流れの中で、人がどのように主君に仕え、どのように戦場で判断し、どのように敗れても自分の筋を通したのかを考えるきっかけになります。

大河ドラマ『豊臣兄弟!』や賤ヶ岳の戦いをより深く楽しむためにも、まずは自分に合う1冊から佐久間盛政を学んでみてください。

タイトルとURLをコピーしました